小説 Dear+ (ディアプラス) 2008年 07月号 [雑誌] (2008/06/20) 不明 商品詳細を見る |
この作品だけは、どうしてもご紹介したかった!
ブログ主が大好きな五百香ノエル先生の最新作『メガちゅっ!』です。
現在発売中の『小説ディアプラス』08年夏号に載ってます~。
本作はブログ主以外の人間にも必ずや面白いと言っていただけると思っていますが、それにしてもブログ主を惹きつけてやまない“要素”が満載されてました。
主人公はもちろん唯我独尊の優等生、しかも表面上はいい子を装ってるけど裏では悪魔、そんな自分こそ最強と思ってる受けキャラがとんでもない目に遭っちゃう、幼なじみもの、年下攻め、眼鏡で痩せっぽち、エロの充実がハンパない、ゴミだと思ってた攻めキャラにいいように扱われて本気で泣いちゃう主人公――。
いや萌える。
マジ萌える。
奥さん、最初に断っておきますが、“優等生受け”がお好きであれば、この一作のためだけに『小説ディアプラス』を買っても悔いはないと思いますヨ。
さて、あらすじですが…。
例によって、五百香ノエル先生の小説らしく、キャラ設定は大変ぶっ飛んでおられます(笑)。
主人公(受)の野宮光(のみや・ひかる)は、こんな感じのキャラです。
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彼と彼氏の秘密 (プラチナ文庫) (2008/04/10) 五百香 ノエル 商品詳細を見る |
いやもう言葉がありません…。
このレビュー記事も、どう書けば本書の素晴らしさがみなさんに伝わるかがわからず、出だしを何度も書いては消し、書いては消しを繰り返している有様。
とんでもない傑作です。
ちーけんはここにみなさんを証人として遺言を残そうと思います。
もし、私がぽっくり逝ってしまいましたら、何とかこの一冊だけは一緒に棺桶に納めてください。
死後の永劫の時でさえ、この本、『彼と彼氏の秘密』があれば耽溺して時を忘れることができるでしょう。
ブログ主は痛切に思います。
十ウン年前。
同じ五百香ノエル先生が書かれたデビュー作『神様はイジワルじゃない』と出会ったことから始まったブログ主の腐男子人生は、決して間違っていなかったと…。
すべては今日、この一冊に出会うために神が仕組まれた崇高な罠だったのです!!
嗚呼!!
地球に生まれて…良かったぁぁぁあああああっっっ!!!(織田裕二ばりに絶叫)
ありす白書 (新書館ディアプラス文庫 182) (2008/03/10) 五百香 ノエル 商品詳細を見る |
五百香ノエル先生は、ブログ主にとって特別な存在です。
もちろん作品自体が好きということもありますが、五百香ノエル先生が初めて書かれた単行本『神様はイジワルじゃない』(桜桃書房)が、ちーけんの“初めて読んだBL小説”だからです~。
もともと少女マンガオタクだったブログ主ですが、どうも俺は普通のエロ本だけじゃ飽きたらず、男の子同士の恋愛ものが読みたくてたまらないらしいと自覚して以来、古本屋なんかを回って、棚晒しで3冊100円で売られていた大JUNEや小JUNEを買ってはこっそり読んでいたわけですよ。
でも、なんか違かったんですよね~。
重いっつーか、暗いっつーか、お耽美すぎるっつーか…。
そんなときに、忘れもしない東京・神田神保町の交差点の角の本屋さんの隅っこに並んでいた『神様はイジワルじゃない』を見つけてしまったわけですよ。
読んでみたら、もう稲妻に打たれたようなショックを受けました。
「おおおおおお! 俺が探していたのはこれだ!」って(笑)。
ちーけんがJUNEを脱してBLにたどり着いた瞬間でありました。
本当にあの感激は一生忘れられません。
今でも、神保町の本屋に1冊だけ入荷して置かれていた『神様はイジワルじゃない』を見つけた瞬間のことは、一枚の絵のように鮮明に記憶してます(笑)。
それほど、衝撃的な出会いだったわけですよ。
もちろん今読んでも名作ですし(優等生受けじゃないですけどね)。